別れがあって出会うこと。

数日、体調を崩しておりました。
お休み申し訳ございませんでした(T_T)
おかげさまで、回復いたしました。


復帰ランチの明日から、日替りタジン鍋の小身(お皿部分)が新顔になります。
オープンからほどなくして、ずっと同じ業者さんに注文していたお馴染みの土鍋。
土の性質上、毎日直火で使っていると必ずヒビが入ってしまい数ヵ月に一回は、買い換えをしていました。
大きさと、色と、ナニより小身のみ販売してくださるのはココだけで、この3年お世話になりました。
山奥でお爺さんの職人さんがお一人で作られているとのことでした。しかし、昨年末を最後におじいさんが廃業をされたと卸さんからご連絡を頂き、なんともいえない寂しさと、これからどうしようという狼狽とで路頭に迷いました。
小身だけの小売り販売は本当にないのです。


路頭に迷いながら、Google先生に毎日尋ねていましたら、出会ったのです。石川県の「能登合金興業所」さん。本当はうちのような小さい店に販売するヒマはないのです。とにかく皆さんがよくご存じの大手さんに卸している所なのです。
というか金型作ってらっしゃるんです。
それなのに、それは丁寧にお返事、ご提案を頂き、もう本当に「有る事難し」とはこの事です。


明日から、心温かい社長さんが経営されている、石川県からやってきた小身です。割れません!でも、蓋は今まで通り、山奥でおじいさんが一人で作っていたものです。
どちらも、心があります。
皆様のお腹と心を満たせるよう、大切に使わせて頂きます。