家々のにおい彼是。

私は恐らく五感の中で、一番「におい」の分野を使っていると思います。

においの好き嫌いも、まぁまぁ強めにありますし、記憶の糸口がにおいからが特化しています。

で、おうちのにおいってありますよね。
ザッと10種類くらいかなぁと漠然と推察しています。
あのにおい、どこからくるんでしょうね。
すれ違った人が「は!マンションに住んでた友達んちと同じにおいだ」とか、玄関を開けている家のそばを通った時に「あ。昔住んでた家のお隣さんと同じにおいだ」とか、いつもは完全に忘却している遠い昔の記憶がハッキリと蘇ります。


体臭ではないし、食べ物のにおいでもないし、マンションでも一軒家でも同じタイプのにおいもあるし、マンションお隣でも違いますし、不思議ですね、アレ。
生活臭っていうんでしょうか。
なんかニュアンスが違う気がしますね。

実家から荷物が届いた時に開けると、実家のにおいがしますし。

しかし、姉からの荷物と、姉の家のにおいにはあまり引っかからないということは、姉と私の家のにおいが同じ分類なのかもしれませんね。
因みに、私の家は友人が遊びに来た時にはだいたい「なんか懐かしい!おばあちゃんちと同じにおいがする」と言われます…
私の祖父母の家はにおい違いますけどね。

いとおかし。


ところで、もう一度嗅ぎたいにおい場所、不動の一位は「小学校の冬の職員室」ですね。
あのにおい、大好きでしたね。




においだいじ。