在る日の夜更け。

日付が変わった頃合いでしょうか。

猫殿、深夜の覚醒が始まりました。
尻尾を膨らませ耳は後ろに、目は見開き、「あぁ、またはじまったなぁ」とこちらはただただおさまるまで、ヒッソリ平常心で過ごす………つもりでした。


ズダダダダダダッ(玄関)


ズダダダダダダッダッダッダン(棚-階段-二階)


ズダダダダダダダトントントントンダダダダダダ(二階折り返し-階段-台所)


ドンガラガッシャーン!!!!!



ストトトトトト(目を合わせず、前を通り過ぎ二階へ)



嫌でしたよ、見にいくの、本当に嫌でした。
ものすごい音がしたのは、お風呂場&トイレでしたからね。
数秒後にため息ひとつ、いきました。


目にしたその光景に言葉なくフリーズ。


トイレタンクの蓋がなくなっており、白い陶器が床に粉々になって散らばっている。
その様は、ちょっとしたサイコっぽいものすら感じたのです。
白いタンクの上にカポってハマってるヤツです。
アレです。


何がどのようになって落としたのか知りませんけど、ひどい力であることは明白です。。。


ご近所には申し訳ないと思いつつ、「信じられない」と終始呟きながら掃除機をかけた夜ふけ。

さて。トイレタンクの蓋だけって売ってますかしら?
いま、我が家のトイレタンクは燃えるゴミ袋をスッポリかぶってます。