リズム感。
バスに乗って、いつものように運転手さんの真後ろの席に座りました。
ちょっと混んでいる時間帯だったので、バスはウィンカーを出したまま動かない時間が長く、
「チッカッチッカッチッカッチッカ」
すると、左一番前に座ってるおじいさんが、おもむろに右手を裏表裏表にヒラリヒラリ太ももに。
バス:チッカッチッカッチッカッチッカ
爺手:(ヒラリヒラリヒラリヒラリヒラリ)
しばらくすると、絶妙なタイミングでヒラリヒラリの合間に二拍いれてきます。
バス:チッカッチッカッチッカッチッカ
爺手:(ヒラリヒラリヒラリタタヒラリ)
さらに、右足の貧乏揺すりが加わり16ビート
バス:チッカッチッカッチッカッチッカ
爺手:(ヒラリヒラリヒラリタタヒラリ)
爺脚:〔トトトトトトトトトトトトト〕
そのリズム感は完璧で、もはやコチラはテクノ調。なので、こっそり裏打ちをいれてセッションしました。
バス:チッカッチッカッチッカッチッカ
爺手:(ヒラリヒラリヒラリタタヒラリ)
爺脚:〔トトトトトトトトトトトトト〕
私手:〈・パ・パ・パ・パ・パ・パ・〉
先にバスを降りたお爺さんに、勝手にソウルメイトを感じた晩夏の夕暮れ。