ひな祭りといえば。

今日はひな祭りですね。
女子のみなさまは、幼き頃の雛人形の思い出、ありますか?


私も思い出あります。
習慣や風習に囚われない(いや、気にしない)親をもつ私の家は、ご多分に漏れず雛人形もございませんでした。
でもやっぱりこの季節に友達の家に遊びに行って、雛人形をみると
「なんでうちにはないの?私もお雛様にひなあられあげたい」
と言ったものです。


そしたら、母親が
「いるわよ、うちにもほら」
と、年中365日棚上に飾ってある2体で一対のお稚児人形を指差し、
「ほら、ちょうど二人いるしあそこにひなあられあげればいいじゃない」
と言い放ち、いや、提案してきました。


まぁ、そんな母親の娘ですからね、
「そっかそっか!」
と醤油受けにひなあられを入れお稚児人形にそれぞれ置いて満足したわけです。


それから半年も過ぎた頃でしょうか。夏のある日、お腹すいたなぁとふと上を見上げ、みつけました。置きっぱなしですっかり存在を忘れていたお稚児さんのひなあられ。


私、アホな子でしたからね。
「ひなあられあるじゃん!」
と回転椅子を引きずりグラグラ乗っかって、ケースを開け、つまんだ時の衝撃よ。
信じられないシケっぷりでしたね。
ネッチネッチネッチネッチ。


あ、ひなあられはその日に撤収して食べなきゃねと体で学んだことでした。


毎年この季節、雛人形を目にすると、強制的に登場する思い出です。