12月のひとくちタルト。

今月のひとくちタルトは、
《りんごのクランブル》
です。


りんごは気づけば、1年中ある果物のひとつになってますが、やっぱり冬の顔ですよね。
蜜も冬が断トツです。
お菓子のレシピによく登場する紅玉は、酸味が強く甘味が抑えめ、果肉滑らかな品種なので、お菓子として使いやすいですが、出回る時期が尋常じゃない短さなのが難ですね。


私は個人的に紅玉よりフジを好んで使います。
とにかく美味しそうなものがあちこちで出てますのでね。
フジは甘味も強いので、砂糖は控えめに。


今回は、黒砂糖を使っています。
「クランブル」は、上にのってるそぼろ状のホロホロのこと。バター、粉類、砂糖をポロポロに混ぜたいたってシンプルなものなのですが、クランブルがあるのとないのでは印象がだいぶ変わります。


りんごのお菓子を焼いてる香りは、冬の贈り物と思います。