年末のごあいさつ。

今年も無事によりかふぇの大掃除も終わり、チームよりかふぇの客席班、厨房班の面々もお正月休みとなりました。
椅子やコンロに「今年もたくさん良い仕事をしてもらいました。来年もよろしく」とブツブツ言いながらの掃除姿は気持ち悪いことうけあい。


皆様の今年は、どんな1年でしたでしょうか。
よりかふぇでは大きな変化があったお客様が今年は格別多く、いろんなことを想う1年でした。
大きな変化は、新しい家族、新しい土地、波乱、発覚、闘い、別離、悲喜交々に様々に。
それぞれに、たくさんのことを想いましたがその中で、
「変わらずに有ること」
を丁寧に心に留める年でした。

お客様は毎日いろんな気持ち、いろんな状況でいらっしゃいますが、ドアを開けたらいつも同じ顔の同じ声でお迎えする。ひとりでしているよりかふぇの数少ないできることのひとつなのかなと。

私がひとりでよく行くお店も、特に話すわけでもないですがドアを開けてオッチャンの「あらいらっしゃい、お疲れ様」という声と顔が入ってきて、「いつもの」と言い、お店の匂いをかぎ、席について、料理がくるまで日経新聞を読む。

その一連の流れが、妙に安堵感と、グッと張り詰めてた心がじんわり溶けていくような、胃の辺りが温かくなる、そんな感覚に毎回なります。
なので、密かにそこのオッチャンのお店は私の目標にしていたりします。(お店のジャンルは全く違いますが)

私もお客様にこんな気持ちになってもらえたら最高だなと、毎回お店を出て必ず思いながら帰るのです。

今年もお客様に文字通り支えられた一年でした。
少しばかり乗り切らなければならない日もお客様のお顔をみると、「ごちそうさまでした」の言葉を頂くと、不思議とどこからか力がわいて元気になる、そんな場面が多々ありました。

本当にありがとうございました。

来年も変わらず「こんにちは」「いらっしゃいませ」「おかえりなさい」「いってらっしゃいませ」「ありがとうございました」「お気をつけて」をたくさんのお客様にいつも変わらず言えますように、精進してまいります。
どうぞ、2018年のよりかふぇもお付き合いくださいませ。


(12月のオーダーケーキのご紹介は、1月更新させていただきます!)